loser's howling for tomorrow

ネタバレ注意。小説、漫画、アニメ、ゲーム、音楽、お笑いのことなんかを書き殴っています

そして僕はHR/HMに出会った(音楽編パート3)

もうね、動画貼って一言でいいんじゃないかと思うんですが、あーこれはやっぱり語りたい、という音楽があってしまうと、そんなルールは無視です。

今回はハードロック・ヘヴィメタルオンリーで行ってみます。というのは、僕は本当に一部の例外(ブランキージェットシティー他)を除いて、高校3年間ヘヴィメタルしか聴いていませんでした。メタル専門誌「BURRN!」のディスクレビュー読んで、さて今月はどれを買うべきか。「BURRN!」誌の評価を信じて、クロスレビューの平均84点を買うのか、、レビューの片隅に載ってる聞いたこともないバンドのアルバムに92点をつけたその編集者を信じるべきなのか。はたまた100点満点で5点をつけられてるイミフなデスメタルを買うべきか。
そんなアホみたいなことを毎日授業中ずっと考えていた結果、高校から成績がガタ落ちという惨事に。
……音楽は人を救うことがありますが、人生に呪いをかけることも、ままあるようです。

さておき、今回はHR/HMの、特にHR、つまりハードロック特集で行ってみようかと。


ジューダスプリーストから入ったって言ったって最初はこんなもんです。(その当時だと)超売れ線のアメリカンロック。
この曲たしかリーバイスのTVCMか何かで使われてたんですが、正直に言うと、この曲いまだに僕めちゃくちゃ好きなんです。
たまに聴くとマジで視界が霞みます。



僕が人生で2番目に観に行ったライブはこのマイケル・モンローの来日公演でした。この曲なんかはもうロックンロールのイメージそのもので、見た目もヤンチャ、でもBJCに感じた「不良の文学」はあまり感じない。のに、なんでか僕は彼が大好きでした。人生で初めてバンドのグッズを購入したのはマイケル・モンローのTシャツでした。



これまた凄く好きなバンドで、ライブ行けるかもって機会が何度かあったんですが、「とにかく演奏がクソみたいにヘタ」「Vo.のセバスチャンの歌が演奏に輪をかけてヘタ」と言う評判ばかり聞こえてきて、うーんと尻込みしてライブには行けずじまい。一時はすごく夢中になったんですが、そういう巡り合わせもあってか、3rdアルバム以降の彼らには殆ど興味を持てませんでした。



これも大好きでした。チャラいお化粧バンドみたいな見た目に反して、演ってることはクイーンやビートルズビーチボーイズなどの影響を受けたポップなハードロックっていうギャップがなんかね、ビビっと来たんです。




説明は不要でしょう。多くの僕と同世代の方にとっては、キラキラ眩しいブラウン管の中のアイドルでした。この恥ずかしいアイドルノリは3rdアルバムまでで、次作「New Jersey」辺りからは土着的なアメリカンロックを演りはじめて、その辺から本気で好きになった気がします。ちなみに僕にとっての最高傑作は「Keep The Faith」です。





このバンド辺りがちょうど境目な気がするんですね。音楽的に、ハードロックとヘヴィメタルのちょうど境目に立ってる音楽性。その他に特筆すべきことはないバンドなんですが、彼らはもう一度このブログに登場することになるでしょう。



ハードロックではない、ハードなロックンロール(この曲はちょいハードロックぽいですが)。西成におるようなオッサン五人(言いすぎと思うかもしれませんが、僕は以前西成でアンガス・ヤングそっくりのホームがレスな人を見たことがあるのです)がこのスタジアム満席にして大合唱起こるとか奇跡のレベルですよ。彼らほど、ずーっと同じことやってるのにずーっと格好いいバンドって他にちょっと思いつきません。なのでボーカルはボン・スコットの方が良かったなんて当たり前のことは言わないことにしておきます。



AC/DCよりは音圧があってハードロックっぽいけど、やっぱりこのバンドもどちらかというと爆走ロックンロールといった趣。ちょいパンク風味。レミーが生きてる内にライブ一回ぐらい観たかったです。



僕が高校生の頃に最も人気があった「洋楽」。これぞアメリカンハードロック、という典型の音を鳴らしてるんだけど、メンバー個々のプレイヤビリティとか、愛想の良さとシャイさのバランスが絶妙だったのでしょう。やたらと女子に人気がありました。僕はその当時まだそういった知識はなかったので気づきませんでしたが、おそらくこの時既に腐女子たちはメンバーとメンバーのカップリングにハアハアしていたらしく、それによって火がついたのか、気づけばどえらい規模のバンドとして成長していきました。
好き、嫌いはまったく別として、僕が高校生の頃に一番頑張って何度も何度も聞き直してコピーした特別な曲です。葬式で流されたらちょっと勘弁してほしいけど、僕がもしイージー・ライダーデニス・ホッパーみたいに路上で吹き飛ばされるようなことがあったら、この曲なら別に流れててもいいかな、と思います。
「理屈だけのロックが本物のロックに迫ろうとあがく彼らの姿が感動的だった」
この一文で済んでしまいますね。



今回はとりあえずおしまいです。バラード編とかやってたらキリがないので飛ばします。
次からが本番と言っていいでしょう。
HR/HMのHMの方、つまりヘヴィメタル特集でお送りしたいと思っております。


ではまた、なるべく早い内に。