loser's howling for tomorrow

ネタバレ注意。小説、漫画、アニメ、ゲーム、音楽、お笑いのことなんかを書き殴っています

アロマセラピーがじっと香るハーモニー


母校、近畿大学の学園祭に行ってきました。難波でMちゃん夫婦と合流して出発。車で行くの初めてだったせいか、クソ近くまで来てるのに、込み上げる懐かしさとかゼロ。こんなとこだったかなぁ、と首を傾げつつ特設ステージに向かう。着いたときにやってたのが一鉄。あいかわらずフリースタイルもトラックもラップも非常にもっさりとした垢抜けないスタイルで、簡単に言えば寒い。変な汗を我慢して前の方で見る。お次はINDEN。けっこうひさしぶりに見るのに前とほとんど内容変わってなくてちょいがっかり。でも「zanzoh」をDUCTのトラックで聞くのは最初にINDEN見たとき以来で、懐かしくもうれしかった。やっぱこの曲はガチだな。時間が短かったせいか、いつもならふんだんに盛り込むフリースタイルは全然やらなくて、5曲ほどやってあっさり終わり。まあ、周りの空気も「はよ降神出せやゴラァ」的なものになってたので正解といえば正解か。
そしてSEに乗る二人の声が聞こえてきて、降神登場。学祭のお祭りムードも手伝ってか、志人がステージに現れたときは普段の降神のライブでは聞いたことがないような歓声が沸き起こって、こっちのテンションも上がる。が、ライブはいつものようにメロウに始まって音源になってない曲連発という置いてけぼりスタイル。学祭でもまったく遠慮なし。90%以上予想済みとはいえ、10%未満の確率でヒットメドレー(時計の針とか夢幻とかロックスターの悲劇とか暗殺者の恋とかLIFEとか)かましてくれたりしねえかなぁって期待してたので、それなりに落胆したりもする。しかし、今年だけで降神二回、志人のソロ四回見てる俺でもまっったく知らない新曲を3曲もこのフリーライブの場でぶちかます唯我独尊っぷり。降神はやっぱり降神だわ。
肝心のライブの出来はというと、志人が序盤テンション空回り気味で何度かトチってたりしたけど、全体的にはいつもの志人。つまり神。そして普段は神に仕える従者ぐらいの位置でしかないナノルナモナイが、チャクラでも開いたのかキレキレ。あのスタイルだから、一聴してヤベェって感じではないんだけど、野外のわりに音響がすごく良かったせいもあるのか、フロウはいつも以上になめらかだし発音もしっかりしていて言葉の意味がガッチリ伝わってくる。中盤あたりでやったメインで歌う曲なんかは、ただでさえメランコリックな単音のウワモノが涙腺を刺激するトラックなのに加えて、ナノルナモナイの歌とラップがマジでクソエモくて、本気でちょっと泣いた。ただ、何度か挑戦しようとしていたフリースタイルは尻すぼみで微妙(笑)。あとは、最近の定番になりつつある「円都家族」「euforia」あたりはやっぱりヤバかった。そしてあっという間に迎える「ありがとうにさようなら」。もうこれが始まるだけで「帰り道」のイントロが思い出されてクソ鳥肌。最近はこの2曲の間にアカペラで小曲を挟むスタイルになってて、このときの焦らされる感じがまたたまらん。来るぞ来るぞと思わせつつフロアのテンションを操るやり口が卑怯きわまりない(笑)。そして結局操られる客a.k.a俺はいい面の皮。でもやっぱり「帰り道」は感動的。予定調和の破壊力を存分に堪能させてくれる。
というわけで、やっぱり降神は素晴らしかった。全体の流れで言うなら前回metroで見たライブには及ばないけど、音響の良さ、野外というシチュエーション、ナノルナモナイの奮闘、という好材料のおかげで、一つ一つの曲のインパクトは過去最高だった。クソ満足。
ヤベェヤベェと盛り上がりつつ、あまり音楽を聞かない一人を微妙に置いてけぼりにしつつ(笑)、再び難波へ。アメ村で二人と別れ、↓これ見に単身火影へ向かう(フライヤー画像が見つからん…)。
11/2(SUN) 
はみ出し者よ獣になれ vol.7
at アメリカ村 火影

OPEN 18:30 START 19:00
ADV 1500 DOOR 2000(+DRINK 500)
・illya(東京)
・屈辱(京都)
・ORGANISM
・COMPLETED EXPOSITION
・CONTAGION
・BAD DIRTY HATE
・MASTER PEACE
初めての箱だったけど非常にわかりやすい場所で迷わず到着。…なんだこのゲトーは(笑)。クソ狭いライブハウスに革ジャンだのツンツン頭だのジャラジャラだのトゲトゲだの隈取りだのが集結して、得も言われぬ空気をかもしだしている。頭にはCORRUPTEDキャップとはいえ、ティンバランド、ダボパン、ADDICTパーカーと、Bスタイルで固めたわたくしには非常に敷居が高い感じ。まあどうせ俺以外誰も気にしねえだろ、と持ち前のフェイクポジティビティスキル(ランクA+)を発動し、すぐ開き直ってビールかっ食らう。といったところでIllyaのイケメンドラマーことAさん発見。Tシャツ(クソカッケェ)売ってもらってライブスペースへ。このときすでにLさんのバンドBAD DIRTY HATEは終了してしまっていて(残念…)、ORGANISMの出番。いやいやいや、何ていうのかな、大阪らしいバンドやねぇ(笑)。暴虐の限りを尽くして帰って行きはりました。正直あんま好きになれんけど、フロアはクソ盛り上がってた。後ろの方で腕組んで見てたんだけど、途中で何度かボーカルの方と目があって、すぐそばまで来てガン飛ばされた。32にもなって俺もなぁ…と内心では苦笑しつつ、これも礼儀だろうと考え、できるだけいかめしい顔でガン飛ばし返したら、何か納得したようにステージへ戻るボーカル氏。もしかしたら何か通じ合ったのかもしれない(笑)。
一転してえらく大人しいキャラの屈辱は、ORGANISMの後ってのが響いたか、不完全燃焼気味。ただのリーマンみたいな貧相な体型のドラマー氏はかなりいい味出してた。あの顔でブラスト叩かれると笑える。
そしてIllya。いやぁカッコよかった。単音のギターソロが懐かしい空気を醸し出すいかにもなジャップコアでありながら、様々な要素を吸収、消化し、昇華させているのが伺える独特のスタイル。核がしっかりしているというのか、バンドとしてぶれがない感じ。顔見知りということでどうしてもAさんに目が行ってしまい、鴨川にダイブするような普段のキャラとのギャップに戸惑ったりする。これはAさんがカッコいいわけではなく、ドラムという楽器がカッコいいのダ。と自分に言い聞かせて納得する。
トリはCONTAGION。これまた良かった。演奏だけでいえば一番安定してたかも。ドラムがクソうまい。ブラストやスタスタビートは当たり前にこなしつつ、ミドルの跳ねるリズムなんかも気持ちいい。キメを多用する曲のスタイルも個人的に大好き。大阪のバンドだし、これはまた見たいなあ。
ライブが終わって気付いたんだけど、ずっと爆音浴び続けたせいか、単に風邪がぶりかえしたのか、頭が割れるように痛い。Lさんに挨拶して速攻帰る。
そして現在に至る。で、今から「かんなぎ」と「とある魔術の禁書目録」を見る。明日は何をしようかな。

Promised Island

今さら紹介するのもバカバカしいのですが、「この青空に約束を」という超名作エロゲがあります。シナリオ丸戸史明&企画屋、原画ねこにゃん、という黄金タッグによって生み出された名作中の名作ゲーです。

このゲームのなにが素晴らしいか、とかそんなもん説明するのもアホらしい。知りたければやりなさいとしか言えません。やってみて「だまされた!」ってなったら、ニヤニヤ笑いながら「まあ好みは人それぞれだし」とクソ当たり障りない慰めでお茶を濁してあげます。想像しただけでムカつきますね。そうなるのが嫌だったらこんなゲームやらない方がいいです。あれ? 何か変な方向に行ってますね。じゃなくて、絵でもなんでも、少しでもひっかかりを感じたら一度触れてみて下さい。ハーレムラブコメでニヤつきたい向きや、熱いエモ、泣きエモを求める向きには特にオススメです。
なんで突然これを紹介したのかというと、最近再プレイして、またこれを元にリリック書いたんですね。メインヒロイン凜奈シナリオ限定リリックなので、過去最短です。つうか未完成かも。でもこれ書いて燃え尽きちゃったので、しばらく続きは書けそうにないです。だからとりあえずupしときます。


「Promised Isand」
泣き虫の君が笑った 一瞬の表情に心奪われたあのときから
ぼくらは この青空の下で交わした約束を胸に 今日も唇かみしめた
夏の夕日 手が届きそうなほど近く
まるであの日から変わらなかった永遠の一歩みたく胸に響く 
ひどく意地っ張りな君が愛しかった あっという間に心ひかれた
失ったもの積み上げ作るメモリア 最後の日に捧げられる約束の歌つむいだ
一瞬を無数に繰り返した 左耳のピアス 約束の証 揺れた
「忘れても忘れても、思い出せばいいだけ」信じてないことバレバレ 無理な笑顔
こんな夢だっていつかはさめる「わかってる、わかってる」濡れた瞳かくした
まぶたに映ったたくさんの夢たち 夕立 思い出させる 涸れた轍
夏の日 上げた勝ち鬨 呆れ怒る君も最後には笑った 世界に勝った気分だった
218段のちょうど真ん中 手持ちぶさた 早い鼓動ごまかして立ってた
約束は焼きそば屋の前じゃなくこの青空に 君が目をそらし はぐらかした夏祭り
祭りばやし すねた横顔 浴衣姿
切れた鼻緒突っかかった そっぽ向いて泣いてた
無理にでも抱き寄せればよかった 最後の夏 残ったのはつないだ手の温もりだけだった
「もう会えないのかな」かすれた呟き はっと胸を突かれ黙り込んだ 青白い夜が明けた
昨夜の熱狂も夢みたく消えた 君の言葉に振り向いた 潮騒がかき消した

エロゲで泣くものはエロゲでニヤつく


「とっぱら〜ざしきわらしのはなし〜」フルコン。発売前はまったく眼中になかったのに、直前ぐらいにとらのあなでデモムービー見てやられちまった系のゲーム。「ヒロインがほぼ全員妖怪」という色物めいた設定のわりにプレイ感は非常に地味。一人目の美影(種族:影女)を攻略してるうちは、最後までやらずに放りだしちゃうかもなー、と思いつつカチカチと進めていったわけですが。これがしかし思ってたより話が普通に面白い。ボーイミーツガールvs世界というエロゲではまあありふれた構造を、妖怪をヒロインにすることでより際立たせていて、特にこれっていう新しさがあるわけではないけど、じわじわっと染みこむようにエモい。これはなかなか、と二人目の藤花(種族:妖弧)を攻略しに行った時点で俺の負けは確定していたのです。藤花ルートに登場するサブヒロイン鈴(種族:憑喪神)、この子の殺傷能力a.k.a幼力がマジ半端なくて俺はもう……(泣)

これなんですけどね。見た目がすでに内角低めいっぱいのストライクな上に、CVがまきいづみa.k.a幼術遣い。舌っ足らずな神様口調で語尾は「〜ありんす」。反則です。これは何か法律にひっかかるんじゃないか。だいたい簡単にこれに抗えるようなら俺もペリーグに体半分突っ込んだりしてねえよっつう話で。いやいやいやまずいこれ。ズイマーですって。無理無理無理無理、逆らえねえー。そうこう思ってるうちにあっさり陥落a.k.aまきいづみ時空に引きずり込まれる。で、そっちにばっか気をとられていたら、肝心の藤花もクソヤバい。CVが「つよきす」の乙女さんや「そし明日」の青葉でお馴染みの青山ゆかりa.k.aツンデレの神。くらくらしつつクリアしたら次の千鶴美(種族:?)のCVが「つよきす」のカニの中の人、金田まひるa.k.aキンタマヒル。これまたクソヤベェ。かと思えば唯一の人間ヒロイン穂波のCVは言わずと知れた安玖深音a.k.aアグミオンだし、瀬織(種族:橋姫)のCVは「Clover Point」でのシロツメさんというはまり役が忘れがたい深井晴花だし、とまあ、声優陣が考えられない豪華さ。個人のスキルだけでとんでもないのに、それが相乗効果で何倍にも増幅してしまうという恐ろしさ。気付いたらガッチリはまっていました。声優さんの技術って凄いすね。
結論としては「萌えを求めるならとりあえずやっとけ!」ってな感じ。あと妖怪を扱ってるだけに、民俗学的な蘊蓄も散りばめられていて、まあ内容は初歩的で知ってる人には物足りないかもだけど、なかなか読み応えがあったので、妖怪好きにも奨めておきます。
しかし鈴はマジでパネェ。今年を代表する幼女は「スマガ」の神様(幼女)で決まりだと思っていたが、とんでもない伏兵があらわれた。とは言っても、憑喪神だから最低でも100歳は越えてるんだけどね(微笑)。

ひまわりの空、UFOの夏

最近は小説と言えばラノベしか読んでません。特に同人ラノベに可能性を感じていたりする今日この頃。最近読んだのをご紹介。

あらすじ
美少女ゲームの企画家である“私”。気分転換にふと古ぼけたビルに立ち寄ると、そこは今流行の精神科。お店の名は”三階クリニック”。そこでは過去を悔いる人間たちが集っていた。カウンセラーになりたい俊介、借金返済を夢見る駿夫、犬も食わない喧嘩を三年間も続ける千秋と靖のカップル、母親にパートで働かせて自分は働かない篤。そして誰もが憧れる魔界のカリスマ、空子。みんな煤けて見える。企画に煮詰まっていた“私”は、彼らをモデルにとある小説を考える(美少女ゲームは?)。注)あらすじと本編は一切関係がありません。
ということですが。「ショコラ」シリーズ(名作)、「この青空に約束を」(神作)、「世界で一番NGな恋」(絵以外完璧)などのシナリオライターとしてお馴染みの丸戸史明氏と、近作では「ティンクルくるせいだーす」の原画でノトーリアスなかんなぎれい氏。その界隈では高名な二方がタッグを組んだ、まさにエロゲ界のジニアス・パーティと言うべきクルー。ごめん、言い過ぎた。現在までに本編三巻と外伝一巻がリリースされているが、本編二巻以外は入手困難というファン泣かせっぷり。そのくせ全然再版しねえとかマジでクソガッ。すみません、取り乱しました。
ヤフオクではたまに出品されるんだけど、同人小説を5千円も出して買おうとか思えないです。なので1、2巻しか読んでませんが、これは!ガチ!ヤバいです。上記の丸戸シナリオゲーが好きなら絶対ハマる。ニッチな笑いを挟みつつ軽妙な文章で日常シーンを読み進ませて、知らん間に感情移入させまくり、ラストでは涙せずにいられない、といういつものパターンで、丸戸氏本人も「引き出し狭いよなぁ」なんて自虐してますが、だがそれがいい。特にNG恋の美都子a.k.aトコちゃんシナリオに涙した漢どもは読まねばウソ。
単体だとわかりづらい部分があったりするので一巻から読むのをオススメしたい、けど手に入らないというジレンマ。一巻はまん○らけとかでたまに見かけるので、見つけたらマストバイ。クソエモいです。二巻の引きの思わせっぷりがマジでとんでもねえレベルなので三巻が読みたくて仕方ない。冬コミでの再版を狙うしかねえか。


こちらは「ひまわり」で'07〜'08の同人ゲーム界での話題を独占したサークル、ぶらんくのーとの夏コミ新作「こもれび」。「ひまわり」の外伝というかゼロ章的な位置づけの作品。小説は「ひまわり」と同じくごぉ氏の手によるものですが、イラストは本編のたつきち氏からチェンジしてイチリ氏が手がけています。この絵も嫌いじゃないけど、アクアというキラーキャラを完璧なフォルムで描いてくれたたつきち氏の絵に異常な執着を持つ俺としては、「…なんか…なんかなぁ……」という感じだったりしますが、まあ、ぶっちゃけイラストは表紙だけなんで、いいかと。ちなみにアクアは俺のプロフィールアイコンとして活躍してくれています。もう一つちなみに、その「ひまわり」での黄金タッグ、ごぉ×たつきちによる新作「Stand by me, Stand by you」がオンライン連載を始めました。ここで読めます。これもかなり期待できそうです。
さてこの「こもれび」はというと、本編「ひまわり」をプレイしてないとほとんど楽しめません。なので皆さん買いましょう。ありえねえことに定価1300円!安すぎだろ、バカじゃねえか(笑)。クオリティ的には値段の10倍くらい楽しめるので買うしかないですマジで。OHPで体験版がDLできます。よかったらどうぞ。
で、「ひまわり」が終わったら、すげえ謎が最低一つ残るでしょ?その謎が「こもれび」で明らかに!ならねえんですけどね(笑)。でも「たぶんこういうことかなぁ」ぐらいには理解できるようになってて、その思わせぶりがクソ憎い。そう、やっぱ全部わかっても面白くないんですよ。エヴァがあれでいいとは思わないけど、戯言遣いの本名なんか明かしても興ざめなだけなんですよ。ドグラマグラはわからないからこそ名作なんですよ。そういった機微のわかる向きにはクソオススメです。そうじゃなくてもアクアが死ぬほどかわいいので全オタクは結局やるべき(笑)。「ひまわり」1週目でストップしてる漢たちも結構いるみたいですが、2,3週目が鉄板のクラシックなんで、そこまではまあ騙されたと思って進めてみて下さい。

そういうわけで紹介終わり。この2チームに「ナルキッソス」のステージ☆ななを加えて同人ラノベ界三羽ガラスと称したい。どうでもいいですが「称したい」が「焼死体」と変換されて死にたくなりました。最近は商業ラノベの方が盛り上がってて質も高まってるように思いますが、同人だってクオリティの高いものはあるのです。AURAやプシュケがあんなに話題になるなら、もう少し同人も注目されても、と思ったりします。三羽ガラスは十分売れっ子ではありますが。もう少しマイナーなサークルもそのうち紹介しようかと思います。またいずれ。

ループする日常

何から書けばいいのか悶えるほど色々書きたいことがあるのですが、ジャンル別に、まずは一番無難で誰にも気の毒がられない音楽の話題から。

これ行ってきました。お目当てはnordeと六歌仙だったんですが、現地に着いたのがnordeが終わる2分前。向かってる途中でペドさんからメールが入って「norde23:30からです」とのこと。ハリウッド映画の主人公ばりに「shit!」と叫んでハンドルをキュルキュルキュル!で、高速に乗るわたくし。現在の車で今まで出したことのない速度を記録しつつ現地を目指すわたくし。キンコンキンコンうるせえっ!高速降りてsaomaiに着き、パーキング探す時間すら惜しいので路駐(伏線です)。この時点で23:45。入場して客をかき分け、ど真ん中へ。mizuno氏のデス声に身震いしつつ音に身を任せるわたくし。2分後、曲が終わって引き上げ始めるメンバーたち。あっけに取られて動けないわたくし。だいたいそんな感じでした。この日は持ち時間短かったみたいですね。絶望に身をよじっていたらペドさん発見。「2分しか見れんかったす…」と口からエクトプラズム吐きながら訴えると、「エロゲばっかやってるからっすよ」と理屈になってないようで意外と的確な事実を突きつけられる。
…気を取り直して六歌仙。前に見たときより普通っぽくなっててちょっとがっかり。長かったからかな。高音の方のMCは鎮座ドープネスを高音にしたみたいな感じでかなり好きなんだけど、いまいち生かされてない感じ。トラックに恵まれないのかも。その後はBUSHMINDの空気を読まないトライバルテクノDJでガッツンガッツン踊る。あからさまにHCとHIPHOPのイベントでこのDJやる度胸が凄いわ。かっこよかったけど。
ちょっと飽きてきたなーって時に何かバンドが始まる気配だったのでライブステージへ。たぶんTERESA11だったと思う。一曲見て外へ出る。外でペドさんとそのお知り合いで、主に今期アニメの話で盛り上がる。ストライック・ウィッチーズの高村a.k.a股監督が京都の学園祭に来るらしく、その話を聞いてて、やっぱストウィチはチェキっとくか、と決意を新たにする。
ムゲェ話をしてたらPAY BACK BOYSのお時間。とりあえず最初はモッシュピットでガンガン暴れる。途中でガチ喧嘩が勃発したので、人生で三回も鼻を折られるのが嫌なわたくしは避難。ペドさんが男らしく仲裁に入っていてオゥッと思う。ただ、あまり効果はなかったように見えた(笑)。そのあとはモッシュしたりしなかったりを繰り返す。初めてウインドミル(しょぼかったけど)を目撃。すぐにこれは危険だわ、と悟り、周囲で回り始めるやつがいたら回転を止める簡単なお仕事をしながら見る。ライブ後、ペドさんと飯でも食いに行こうと歩いていて、わたくしの車の数メートル先に置いてた車が駐禁切られてる現場を目撃。明らかに次は俺の番。させるか!とばかりにダッシュで車に乗り込み、何事もなかったかのように走り去る(伏線回収)。で、迷いながらウロウロ走り回るも、あいてるメシ屋発見できず。しゃーないのでそのままペドさん送っていく。色々気の毒な話をした気がする。
norde見れなかったのが悔しすぎる。「これなら家でアニメ見てた方がよかった」と何度か呟いた記憶もあったりなかったり。

そしてこれ、54-71のレコ発ワンマンライブ。ワンマンで54-71っつうのは微妙かなあと思いながらも、でも見たことないし、一回ぐらいは見とくかと。FANDANGOに向かう前に日本橋へ行った話はまた次でも書きます。入場してビール飲みながらペドさんとお喋り。最近ライブでこの人に会わないことの方がレアになってる気がする。月に二回なんてザラ。というかこの日なんか中二日しか開いてねえ(笑)。それでもムゲェ話は尽きない。主にナギ様シンドロームの話題。
voの方が何とも言えない服装で、狙って外した感が半端ねえ空気。強烈な居たたまれなさを感じながらライブ鑑賞。でもやっぱり格好いいなぁ、と見てるとアルバムの曲順通りに進んでいくライブ。まさか8曲で終了?と思ったら、もう一回(@さくらんぼ)頭から同じ曲順でライブが続く。まさか、まさか、と思ってたら本当にアルバム×2が演奏され、3回目の「Ugly Pray」に突入。普段エロゲばっかやってる俺にとってマジで半端ねえデジャブ感。でも2週目ルートも完全に同じ選択肢だったじゃねえかよ。いや待てよ、そういや途中で「Humpty Empty」の新バージョンやってたような。あ!あそこ分岐だったのか!あそこで俺が違う動きしてりゃフラグ立って別ルートに突入したはずなのに…すまん、みんな。と妄想してる間にライブ終了。3週目はさすがになかった。1週目より2週目の方が演奏は良かったので何か得したような気分になったりもしたけど、やっぱり騙されてるような気もする。感想を述べにくいライブでした。モッシュの一つも起こらない気取った客層はクソ。

ナギ様とインデックスとこもれびの話は長くなるので今度にします。

唾し歯ぎしり行き来する、おれは一人のオタなのだ

個人的に「さかあがりハリケーン」と並ぶ今年下半期最大の期待作「スマガ」プレイ。途中でちょっとだけダレる部分あったけど、ほぼ息もつかせずという感じで駆け抜けるようにフルコン。

いやー、おもしろかった。絵は特別好みってわけじゃないけど(むしろ一部を除いて嫌いかも)、シナリオは構造的なギミックがなかなか効果的で、いい加減ループものには飽き飽きしてたけど、うおぉっ、と思わされる瞬間も何度か。日常シーンのテンポのいい会話なんかも嫌味なく楽しい。キャラや世界観がコミカル寄りなせいで、この構造を生かしたエモさを最大限には発揮できていないのが惜しいけど、こんだけ楽しけりゃ文句のつけようもないというか。
とりあえずCVで言うならこの人。俺的にメインヒロインの神様(幼女)の中の人、河合春華a.k.aこおろぎさとみ。「この青空に約束を」の凜奈、「G線上の魔王」の花音a.k.aのんちゃん、この二人の声で俺の心を鷲掴みにしたこおろぎ女史が、ついにエロゲ上でも「幼女」というはまりすぎな役を得て、ここに開花してしまった。スモッグに園児帽というまんまなルックスで吐くパンチライン「あたちは幼女などではないでち」の凶悪さは筆舌に尽くしがたい。体験版でこのパンチラインを浴びてしまい、以来発売を心待ちにした俺を誰が責められようか。つか責められても困る。とにかくこの声は理屈じゃなく心に響く。ニヤついてもニヤついてもニヤつき足りねえ。最初の方は「なんで神様(幼女)を攻略できねえんだクソガッ」と憤っていたものだが、途中からは「この声が聞ければどうでもいい」と考えるまでにさせられた。犬で言えば仰向きに寝転がっての腹見せa.k.aどうにでもして状態である。こうまでさせるこおろぎ女史の声が凄いのか、それとも単に俺という人間がクソムゲェだけのことなのか、誰か答えてみろやっ、クソガッ。
あとCV的には、白石稔はGJとしか言いようがねえ。この人って「らきすた」のエンディングで寒いことやってるっていうイメージしかなかったけど、この宮本武という役ははまりすぎでクソ笑えた。「夢」と「希望」と「理想」のルビが全部「おっぱい」とか、腹筋を通り抜けて背筋が痛かった。アンチ巨乳の身としては無乳会長a.k.aミスノーバディa.k.a沖姫々に肩入れせざるを得ないが、宮本の漢度は認めるしかねえ。この男マジであっぱれ。
現在OHP(声ありにつき注意)にて人気投票が行われていて、ガチの僅差で、この沖姫々と、メインヒロインのスピカが1,2位を争っています。姫々のグッズがほしい俺のために、みなさん投票して下さい。FUCK巨乳と唱えながらであればモアベター。VIVA無乳と叫びながらであればベスト。貧乳を越えた概念「無乳」を皆で称えましょう。
と、中身のない感想をだだ漏らしにしましたが、ネタバレ無しだとこんなもん。こんだけ書いてメインヒロインはおろか、ジャケットに描かれているヒロイン三人に一言も触れないというのもどうかと思うのですが。って言ってもね、スピカはともかく、「いい子なだけ」のミラとか、「俺認定、今年のゲームで最も苛ついたヒロイン」のガーネットとか、どうでもよすぎるだろっつう話で。ガーネットのトゥルーエンドなんか、久しぶりに未読スキップなんて機能使ったっつうの。うじうじ系巨乳メガネって未だに需要あんのか?
さて、愚痴も誉め言葉もいくらでも続けられそうですが、この辺で終わっときます。またまたゲームを題材にリリック書きました。今までのものとは少し毛色が違う感じすかね。フリースタイルをそのまま生かした部分もあるので雑ですが、まあこんだけ面白いと冷静にリリックなんて書いてられるかってなもんです。




SMG
(verse)
この世界には手が届かないものがある そんなデタラメ信じられっか
けして消えない残像を残して君は消失 気付けばひとり 夕陽さす教室
struggle for tomorrow あがいては何かをつかもう
「つか、もうダメ」なんてあきらめた頃に食らったデコピンで我に返る
愛がセカイの支点になる 何言ってんだよ 一点みつめてぼやく
ぼくを見てる君を見て笑うぼく かぷかぷ泡吐いてるクラムボン
近づくほどに遠ざかる想い 繰り返すだけのセカイの隅っこで
冬の夜道震え歩くように生きる 寒さのせいじゃなく震える手
(chorus)
星々の光この胸を満たし 少しずつ×1000でたどり着いてみせる
STAR MINE GIRL 花火のように空彩る希望の匂い
(verse)
繰り返し繰り返しても終わらないループ まるで昨日よりマシってだけの今日の縮図
セカイはクソッ食らえだ こんな人生(シナリオ)犬も食わねえ
報われねえまま自分殺して生きて「幸せだった」とかってふざけんな
やりなおせるから走るって不正解 何度でも君抱きしめたいだけ
全部つかんで みんな笑ってる そんなセカイのために手首えぐる
レクイエムならあとにしてくれ 一秒後に祝福の歌響かせる
ひび割れる理性 繰り返すあやまち 何かに気付かなきゃ
あと一歩に疲れ果てたそのとき 思い出すのは一度目の君
(chorus)
星々の光この胸を満たし 少しずつ×1000でたどり着いてみせる
STAR MINE GIRL 花火のように空彩る希望の匂い
押し殺す想い この胸をグサリ 少しずつ×∞でも届かない
STAR MINE GIRL 花火のように散った君にこの歌を捧げよう 

今後の予定

予定が詰まってきたので整理ということで。
六歌仙、norde、54-71環ROYsuika、Swarrrmとクソ豪華。財布の中身が心配です。


●2008/10/04(Sat)@SAOMAI
■LIVE■
PAYBACKBOYS(from TYO/DMB)
ROCKASEN(from CHIBA/YOUNG ASSASIN/DMB)
NORDe
BURNING SIGN
TERESA 11(DOVAI LIFE)
GUILTY CONNECTOR(GRAVITY SWARM)
FUREAI作業所(from NISHINARI)
LAST ONE STANDING(from SHIGA)
orhythmo(atmosphäre/L.I.U)
OPEN/ 22:00
2000yen / 2300yen with 1D



●2008/10/07(Tue)@十三FANDANGO
54-71
OPEN/ 19:30


●2008/10/11(Sat)@PI:Z
『EXTRA! -環ROY×ECCY "MORE" Release Tour in Kobe-』
OPEN 23:00 / CLOSE 05:00
ADV\2000 / DOOR\2500 (共にwithout 1drink)
■Guest Live■
環ROY
MONCHI (abnormal bulum@)
■Guest DJ■
ECCY (SLYE RECORDS)
DJ URATA
■Live■
P-Pong (H.R.C)
Waraji Project
Hot Weather Pal
Jiggy-T (色葉)
歌妙
尼人
■DJ■
No-Key
Little Woods
■Navigator■
ZIGEN


●2008/10/12(Sun)@VOXHALL
『コトバノオト vol.2』
■SPECIAL GUEST LIVE SUIKA
■GUEST LIVE chori/神門
■LIVE 律,溺死,ラプタ/ヨアエ/闇鍋
    名不-synchroniz-



●2008/11/08(Sat)@大阪十三Fandango
open 17:30 start 18:00
TORCHE, COLISEUM, SWARRRM, MORTALIZED